私の心がいろいろ持ってかれてつらいよーって話!
まえおき
あの魔女めー!!!!!!!!!
また私のこころは揺さぶられてつらいんだよー!!!
話は少し戻ります・・・。
私があの無感情人間(以下魔女)に告白し、お返事として今までのは全て社交辞令であなたのことはなんとも思っていない、という言葉をもらい、すごく落ち込んで二度とかかわってやるか!!! と思って連絡しなくなった後のことです。
ー現在の職場を退職するにあたって、別の職場の同期とごはんを食べに行きました。
他愛のない話の中で、同じ同期だった魔女の話題になりました。
以前私はあの魔女から「あなたに対しての感情は無」と言われた身。もう私とは関係のない人・・・。
…だと思っていたのに。
同期が言うには、その魔女は私のことを何度も元気にしているか心配しているというではありませんか。
しかも、同期曰く、魔女さんは新年会(私が告白するきっかけとなってしまった場)で、私と接しすぎて失礼だったのではないか、と気にかけていたとのこと。
「ほうほう、これも社交指令だな」と勝手に解釈する私。
だが同期は「いや、会うたびに君のこと聞いてくるし、二人とも新年会でとっても仲よさそうだったよ。すごく君のこと気にかけていると思うよ。」と言う。(いい同期さんですね。)
同期は続けて「あの子に連絡してやったら~。辞めるんだし、むこうもすごく心配してるよ」
私「でも絶対社交辞令で気を遣っているだけですって・・・。まぁ本当だったら悪いので考えておきます。」
ー帰りの電車。
私は「???」でいっぱいだった。
なんで?なんで???
私のこと興味ないんじゃなかったの???
なんなの??そもそも本当に気にしてるの???
でもそんなに私のことを心配してなんになるの???
ていうかあの魔女は私のことを本当はどう思っているわけ?????
数時間前までは1mmも意識の中にいなかったあの魔女のことが、今では頭の中から全く離れない。な、なんなんだこいつは!!!
心配してくれたのは同期だから??
でもきっと社交辞令なんだよね???
ていうか本当にあの魔女にLINEした方がいいの私は????
…自分の頭の中で考えてもわからない。無限にドツボにハマる。
ああ、彼女は本当に魔女だ、と口に出してももう遅い。私はすでに彼女を忘れることができなくなっている。
それが迷惑なんじゃないか、向こうは望んでいないんじゃないか。そう自制する私もいることが、より私の中での彼女の立場を深めてしまっている。あぁ、なんなんだ、これは・・・。
明日、同期にこの件について本当にLINEすべきなのか、相談してみることにして決めてから寝た。前述のとおり一人だと無限に抜け出せない。
そして事件は次の日の朝に起こる。
ーいつも通り鳴るLINEの通知。
昨日の同期のLINEの続きだろう、とLINEを開けば。
・・・あの魔女から来てるじゃないですか!!!
はい???なんで???どうして?????
私はあなたにとって何も関係ない人じゃないの????
え??????え??????????
ー一度冷静になる。長い時間の後、魔女のLINEを恐る恐る開く。
内容は、他愛のない、同期として過ごしたのは一年未満だったが、いろいろなお話ができて楽しかったです、といった内容。
恋愛感情や告白に関連した内容は1mmもない。
だが、そもそも魔女からこんな内容が来ること自体も珍しい。
魔女は、自分の(仕事に対するもの以外の)感情を、言ってくることはあまりないのだ。
ただもちろん、今までお世話になった社交辞令だから、という普遍かつ冷たい理由かもしれない。
でも、それだったらわざわざLINEを自分から送るか?? 少なくとも告白してきて振った相手に、自分からそんな内容を送ろうなんて「感情がない」相手にすることに疑問を感じる。
ーそんなわけで、悩んだ私は。
ある一文に気づく。
”同期として”
ふむ。なるほど。
”同期として”築いた関係は、確かに無駄になんかなっていない。
そこは恋愛感情とは関係ない部分のはずだ。
私は勝手に納得し、勝手な解釈で返信を始める。
要約すればこうだ。
感情がない、と言われてから少し落ち込んでいたけど、同期として築いてきたものは無駄じゃなくて良かった。と。
あの魔女からの返信は変わらなかった。
「基本人に対して感情を持たないので。」
「最後くらい挨拶しておくべきかと…。」
あとは「そうです」「よかったです」
うおい!!!!!!!なんじゃそりゃ!!!!!
あのですね、わけがわからないよ!!!!!!!!!!!
つ、つめたすぎる!!!!!!!!!!!一瞬燃え上がった自分が一番バカに思ったぐらい通常運転の冷たさ!!!!!!!!!!
だけど、理解ができない。
そんなに冷たかったら、そもそもLINEしてこないし返信もするはずない。
確実にわかるのは、あの魔女が自分からのLINEを読んでいること。そして、それに対して確実に反応を返さないこと。
ー私の中で、疑問が推測に代わる。
あの魔女、もしかして、私のことを好きになることを怖がって”意図的に”無視しているのでは・・・?
あの魔女、自分の気持ちに素直にならないために、ずっとツンデレのツンを演じることに決めたのでは・・・?
この状況、とても心当たりがある。
そもそも、人を好きになるというのは、コントロールが難しいことなのだ。
特に、自分がもし特になんとも思っていない人を意識し始めたとき。
自分の中で、大きな大きな葛藤が生まれてしまうのだ。
意識してしまっている自分と、人を好きになりたくない自分との葛藤が。
この葛藤について、「冷たい態度をとって自分が好きにならないようにする」という自己防衛を取っていたのは、私の昔の付き合っていた人であった。
正直、当時はなぜ彼女が冷たくしてくるのか分からなかったし、なかなか傷ついたものである。それでも、どこかで彼女が私のことを気にかけていることがわかっていたから、離れずに関係は続いていた。(そして、後に「我慢したらより好きになってしまった」という理由でカミングアウトされた)
あの魔女が私に照れ隠し・・・?
正直一切想像がつかなかった推測だし、そもそもこんなこと言ったら魔女にぶっ飛ばされそう。
だが、私も。
もし照れ隠しだったら・・・。どうしよう・・・。
そんな葛藤が私の中でまた生まれてしまった。
これがタイトルにつながった訳で・・・!
私は、あの魔女が、照れ隠しでツンデレをしているのか、はたまた照れ隠しですらない本物の社交辞令なのか、気になって、気になって、気になって…。
また私の心は揺さぶられるのでした。う、う、うわあ!!!!たすけてぇ!!!!!
ーこほん。とにかく。
明日最終出勤だけど、うちの同期にLINEで話したけどあの魔女相変わらずつめてーよ。どうなってんの。って言ってやろう。
社交辞令か、それとも照れ隠しか、果たして・・・。