部活に入りたかったな、という話
備忘録ばかりになってしまい、申し訳ない。
今後の自分の糧としたく、一回整理することにした。
さて、私は大学時代入りたかった部活がある。
実際に合宿まで参加させていただいて、入部は決めていたようなものであったが、ついに入部を言い出すことができずに大学を卒業してしまった。
今日はそのことについて整理したい。
まず、なぜこのタイミングで思い出したのか。
それは、大学時代のコミュニティを得なかったことに、社会人になった今現在後悔しているからである。
部活を続けていて、そこから発展する人脈や会話、または師弟関係、そしてそれらが就職後も続けてもっているということに今更ながら憧れを感じてしまっている。
憧れ、いや、当時入部しなかった自分への後悔である。
やはり入部したかった。費用や時間の問題はあったかもしれないが、大学時代の限られた時間の価値に比べれば小さなものであった。
戻れるならば、あの時すぐに入部して一度がむしゃらに頑張ってみたかった。
なんというか、大学時代は頑張ることに恐怖心を抱きすぎた。
それは今振り返れば、恐怖心を持つ理由は明確にあったのだが、当時その理由に気づけなかった自分は、人を拒絶するようになった恐怖心で、自分に後悔の残る選択ばかりをしてしまった。
誰が悪いとかはなく、自分自身だけがそのことに対する非を背負いながら大学時代を生きてきた。
原因があった以上、仕方のないことだとは思う。
だが、もっと早くその原因が分かっていれば。その原因と無縁に生まれていれば。
何も気にせずに入部し、頑張り続けていれば。
と、私は過去に戻りたい、と切実に後悔することしかできない今が悲しい。
つい最近まで、部活で頑張れなかったことを後悔していると思っていたが、
それが実は、あの時の選択のせいでコミュニティに入れなかったことへの後悔だと気づいたとき、今どうしようもなくつらいものになってしまった。