ザ・備忘録の極み

思考を止めるな!

なぜ嫌いになったかを考える回~

 

自分が全くモテないという記事を書いてから、高校の時に付き合っていた人と別れたことに逃げたい気持ちから疑問をふと感じるようになった。

 

とはいえ、付き合っていた時は別れたくて仕方なかった相手だったのに・・・。

 

なぜ当時別れたかったのか、ちょっと書いてみる。

 

精神障害双極性障害)を抱えている

別に障害を持つことは仕方ないことだと思うし、それで人を嫌いになったりはしない。

しないんだけど・・・。

とにかく暗い。話していて楽しくない。

死にたいとか、そんな話ばっかりで、こちらは付き合っているんじゃなくて介護をしている気分であった。

話題も全然続かない。本当に、彼女に対して好きっていう気持ちを本当に抱いていなかったと思う。

ただ、身体も思うがままにいた、彼女がいない自分の慰めになるから一緒にいたという部分が強かったんだけど、

そんな自分にとっては、会う度話す度に自殺願望を聞かされ、そのフォローという介護に回る関係を続けることが、本当にしんどかった。

マジで体の関係がなかったら続いてないし、というか体の関係でしか私は彼女のことを見ていなかったと思う。そんな会う度に暗いオーラを背負わされる人間に対して、体の関係がなかったらとてもじゃないけど一緒にいられない。

その体の関係についても、下手の一言に尽きる。正直、満足いくものではなかった。

ただ、それでも、彼女がいるという安心感と、体の関係をかろうじて求められていたという安心感は大きなものだったんだと思う。

 

・・・現に、その関係が欲しくても得られない自分がそのことを思い出して不安になってしまっているくらい。

 

それに。結婚の話を切り出されたことが最悪だった。

そんな一緒にいても全く楽しくない人と、今後の人生一生ずっと過ごすの????

学生時代でもこんなに介護ばっかだったのがずっと続くの?????

 

・・・結婚の話を持ち出されてから、もうこんなことを思っていたぐらい、一刻も早く彼女と別れたかった。

結局タイミングを見て無事別れられる形とはなったのだが。

あまりにも会いたくなくて連絡先も消去した。

今思えばセフレの関係を割りだしておいても良かったかもしれない。まあ、それでまた依存されたら後悔するけど。

 

 

という訳で、現在誰も仲良い女性がいない自分が、過去の要介護の女性を思い出して、ふとセフレの関係を続けられたらよかったな、と思う回でした。

写真を全部捨てたぐらいには二度と会いたくないほど全く面白くない人だったんだけどね。

「彼女とは二度と関係を持たなくても新しい関係で生きていける」って思っていた自分がちょっと浅はかだったよね。

まず、想像以上に体の関係が誰とも築けなかったこと、そして彼女もできなかったこと、

そしてこうして昔の彼女との行為のことばかり思い出すようになるとは、当時全く思いもよらなかったんだ。

 

あの下手でマグロな彼女との体の関係を、こんな寂しい時にもう一度できたらなあ。

 

・・・寂しいで思い出したけど、浮気していたけどその相手に振られて彼女に泣きついたときがあったけど、その時も寂しさで彼女のところに助け舟を求めてしまっていたなあ。

今考えれば常識的にあり得ない話なんだけど、私しかいなかった彼女はそれを許すしかなかったんだね。

生活が忙しくなって、そんな寂しさとかを感じる機会はなくなっていたけど、それでも、少なからずどこかで彼女に寂しさの穴埋めを私も求めていたんだと、改めて気づかされた。

それを受け入れてくれた彼女は、なんて優しい人だったんだろう。

今ならそう思える。他人を受け入れるということは、とても生半可なことではないとここ最近になってから初めて学習したからだ。

 

・・・いくら彼女が自分勝手で介護ばっかり自分に要求してきて私が心身疲れ果てていたとしても、関係をいきなり切らずに話合えたらよかったのかも。

それぐらい、彼女には私を受け入れてくれたという恩義が、ちゃんとあったはずなのに。

自分のことばかりしか見えず、彼女の悪いところばかりが気になってしまって、彼女の存在によって寂しさが助けられた部分もあったはずなのに、そこに感謝できないまま、ついに終わってしまった。

きっと、彼女から見た私は、逆に介護してあげてるとか思っていたかもしれない。あるいは、自分の気づかなかった視点から私に感謝してくれていたかもしれない。

ーいや、書いてて思ったけど、相手に期待しすぎるのはやめておこう、だいたい違ってるから・・・。

 

私の寂しさを癒してくれていた立場だったはずなのに、いつしかその感謝を忘れて自分勝手に振舞ってしまったことは、すごく後悔してる。

それだけ、彼女の自分に対する重く暗い依存がつらかったってのもあるけど。

 

自分が助けられていたことをすっかり忘れていた自分勝手さと、別れたらすぐ彼女ぐらいできるだろうとたかをくくっていた自分の未熟さが、今になって鋭く自分のことを刺してくる。

 

まあ。今も付き合っていたかったか、と問われればNOではあるけど。

結婚も容認できたか、と問われればNOだけど。

 

・・・寂しい時に、寂しさを埋めてもらえる人って、本当に世の中に稀有なのになあ。

それに気づくのが遅すぎた。それに気づかずに勝手な判断で事を進めてしまった自分を、とてもとてもとても殴ってやりたい。

 

あぁ、こんな時に甘えさせてくれてたのになあ。